はり・きゅう・指圧治療
施術内容
鍼
灸
鍼は、指圧やマッサージでは届かない深い患部にも
刺激を送ることができます。
当院で主に使用している鍼は0番(太さ0.14mm)で、
打たれてもほとんど何も感じないくらいですが、ツボ
に刺さると、独特の感覚が広がります。
それを鍼の響というのですが、その響が鍼を刺した
場所にとどまらず脳にまで達し、ついには全身に治癒
反応をもたらします。
凝った筋繊維のみを押す、
いわゆる筋(すじ)押しをします。
また、ソフトにストレッチするような感じで
身体の歪みをなおします。
指圧
直接肌の上で米粒大のもぐさを燃やす透熱灸、台座の
上でもぐさを燃やす隔物灸など色々なバリエーションが
あります。
ただ熱い灸をするのではなく、症状にあわせて刺激量
を調節しますので、安心して施術をお受けください。
灸は、古来漢方薬と並んで内科的治療法として使われ
てきており、胃腸や肝臓、腎臓などの慢性的な病気に威
力を発揮します。
また、女性の冷え症や生理痛の緩和にも絶大な効果が
あります。
※ 背中や腰、ひざなどに鍼灸をするとき、衣類を
少しめくって診せていただきます。
そのため、運動の服装(Tシャツやジャージなど)
でご来院くださるとありがたいです。
~ はじめて鍼灸治療を受けられる方へ ~
治療後、稀に“痛みが強くなる”、“別の場所が痛くなる”、“体がだるい・重い”など、いろいろな症状がでてくることがあります。これを漢方では瞑眩(めいげん)といって、むしろ効果の現れる証拠とされています。炎症があるところを治療するため、一時的に炎症が悪化する場合がありますが、次第に治まり体が楽になっていくのが分かります。また、薬のような習慣性や副作用はありませんので、安心して治療をお続けください。
●好転反応と副作用について
●治療回数について
治療回数は、症状に応じて様々です。痛くて痛くてどうしようもないものを、1回で治すということはできません。炎症の強すぎるものや慢性的なものは治療回数と日数がかかり、治療期間の目安としては2~3
ヶ月程です。急性のものは比較的早く(目安として1週間程)、軽いものであれば、1・2回で効果が現れます。鍼灸師の指示に従い、治療期間を守って治療してください。
治療は5回で1クール(1つの治療)です。できれば2クール(10回)の治療を受けることをお勧めします。1~2回でピタリと痛みがとれたとしても、治ったわけではありません。治療を続けて、きちんとに治しましょう。次第に体調の変化を実感できるようになってくると思います。また、すっかり症状がなくなっても体調管理のため、定期的に治療を続けるとよいです。
ステロイド剤を常用してみえる方、糖尿病を患ってみえる方は、治療後に患部が膿んでしまうことがありますので、施術前に教えてください。
●施術前に教えてください
●お子さんでも治療できます
当院の鍼は、髪の毛より細いのが特徴です。3~5歳のお子さんから、小・中・高校生も多数来院しています。細い細い鍼からはじめますので、ほとんど痛くありません。鍼は使い捨てなので、感染症の心配もありません。
●治療後のご注意
治療後は、できましたら1~2時間は横になって心身を休めてください。治療後2時間は、入浴、激しい運動は厳禁です。効果を最大限に生かすには、食事も避けた方がいいでしょう。
また、患部に熱がついて痛みがひどくなる場合がありますので、その日の長時間の入浴や飲酒は控えてください。
鍼灸の効果は、2~3日かけて現れます。せっかくの効果が失われないように、治療後は十分に身体を休めることが大切です。
※ 治療は様々なやり方ができます。遠慮なくご相談ください。
また、患者さんの体の状態から、鍼・灸をした方がいい場合に
は、こちらからお勧めする場合もあります。強制ではありません
ので、気になることがありましたらその旨をお伝えください。